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トピックス 2017年10月 4ページ目

「ため息」にもいろいろ ~小3の授業より~

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先日の3年生の短期集中講座国語の授業にて、このような問題を出してみました。

【問題】
クラスで開いた「お楽しみ会」について、六人で話しています。
いろいろな出し物があったようですが、
本当はお楽しみ会をあまり楽しめなかった人もいるようです。
六人のお話をもとにして、その行動から、本当はあまり楽しんでいなかったように
見える人を一人(してみましょう。
 
Aさん「Eさんは、お笑いを見て、手をたたいて笑っていたね。」
B君 「Aさんは、Cさんのチームのダンスを見て、思わず感嘆()のため息をもらしていたようだよ。」
Cさん「F君は()を見て、思わず目をおおってしまった、と言っていたよ。」
D君   「B君のチームの歌の発表を聞いて、心がうばわれたよ。」
Eさん「Cさんはクイズの内容にとても興味()()った様子(だった。」
F君   「D君はEさんのマジックを見て脱帽()だ、と言っていたよ。」


問題を見ていただくと、どこで子どもたちが迷うのかはおわかりになると思います。
こちらの予想通り、B君のコメントからAさんと答えて間違えている生徒がいました。
 
「ため息」という言葉から「疲れている」「落ち込んでいる」または「悩んでいる」など、マイナスイメージが思い浮かびます。実際に間違えた生徒は『ため息=マイナス』と捉え、Aさんだと判断していました。
感嘆という言葉の意味がわからなかったのですね。
 
普段はマイナスのイメージの「ため息」も、「感嘆のため息」や「安堵のため息」など、別の言葉がつくことで、プラスのイメージの言葉となります。
(因みに楽しんでいないのはF君です。)

ため息にもいろいろあることを教えてあげると、一様に驚きの表情を見せていました。
今回の授業でまた一つ、言葉にもいろいろな用法や側面があることがわかってもらえたようです。

小学生は(特に3・4年生は)言語能力の発達が著しい時期と言われています。
それだけに、この時期は語彙力も個人個人だいぶ差があります。
語彙力の高い子ほど、生活の中で様々な言葉に触れているようです。
 
つまり、周囲の大人が子どもに言葉一つひとつを意識させ、正しく伝えてあげているかが重要です。
意味はもちろん、細かなニュアンス、使い方をきちんと伝えることで、語彙力は確実についてきます。


国語力に限らず、学習の根幹を成すのが語彙力。

それを身につけるのは、授業だけではありません。日々の生活の中での学習も大変重要です。
日常的な会話や日々触れている文章の中には確実に、子どもたちにとって意味や使い方の不明瞭な言葉が潜んでいます。

こちらが取り上げてあげないと、そのままスルーされてしまうことが多いので、
ご家庭でも積極的にお子様に言葉の意味や使い方についての議論を持ちかけてあげてください。

練馬校 青木 隆一
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時間を有効に使おう!

「授業の直しがたまっていて…」
「過去問の直しが終わらない!」
「学校の行事が多くて勉強時間がうまく取れない…」

この時期、多くの受験生のストレスのもとは、この「時間が足りない」という点でしょう。

「それなのに、うちの子は危機感がないのか、いつもだらだらしていて…」
と、保護者の方のストレスもたまる一方。

そこで、追い込みのこの時期、時間を有効に使う為に、次のことに留意してみてください。

■過去問の直しでは「解答・解説」を活用する
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まず、結果が返ってきたらケアレスミスがないかどうかチェックし、「自力直し」を短時間で済ませてください。目安は試験時間の20%(50分なら10分)です。
次に、分からなかったものは「答え」を見てから考えるようにして下さい。「え!それでは思考力がつかないのでは?」と思われるかもしれませんが、そこは考え方を切り替える必要があります。

もともと鉄能会では、本番さながらの過去問の「ガチ解き」を行ってます。その時間内にできなかったものを見直し、次の「ガチ解き」に活かして合格点を取ることが「直し」の最大のテーマです。
時間をかけて考えて、たとえ正答を導き出すことができても、制限時間のある本番では本来の目的である「得点」に結びつかない、いわゆる「自己満足解法」となってしまうことが多いものです。
どうしたら、制限時間内に合格点へたどり着くことができるか?ということを第一に考え、答えから逆算的にアプローチを探ることが、合格への近道といえます。いわゆる「捨て問」のつくり方も一つの要素となってきます。思考力は「ガチ解き」の際にとことん集中して鍛えるつもりで臨みましょう!

(ちなみに、これはあくまで追い込み期の学習法です。5年生の頃から「解答をすぐ見る」事は避けて下さい。解法暗記型の頭の使い方に陥り、思考力・応用力などが伸びなくなってしまいますので…)

■自習室を活用し、質問のプロになる
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6年生の1週間の平均的な家庭学習(塾の授業時間以外)の時間は25時間とも35時間とも言われています。この長い時間の使い方が合否を分けてくるのですから、その質を高めることには常に貪欲でありたいものです。
とにかくお勧めなのは、授業のある曜日以外も「塾に来て勉強する」ことです。
自由が丘校は6年生専門館ですので、自習室が非常に充実しており、講師への質問が随時できるという利点があります。
前述のように、答えを見てから直しをするパターンで学習する場合、分かったつもりになって結局身につかない、なんてことがないようにじっくり考える必要があります。少しでも疑問のあるところはとことん質問で解決するようにして下さい。
先輩方を見ていても、質問の仕方が上手だった生徒は、例外なく合格しているものです。

皆さんも、塾を最大限に活用して、時間を有効に使いましょう!

自由が丘校 宮田亮
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課題で「考えさせる」

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鉄能会では、課題の量を多すぎず、少なすぎず、生徒に適した量を与えることを意識しています。
これは、生徒に「考えさせる」ための仕組みです。

たとえば、算数の課題では解答を配布しておりません。
「講師がすべて採点」→「返却」→「解き直し」→「再提出」の流れで行っています。
これは生徒に間違えた問題を「考えさせる」ことに主眼を置いているためです。
解答や解説を配布してしまうとわかった気になる子が多いので注意が必要です。

また理科では、次回の授業単元の「調べ学習」を課題として出し、生徒おのおのがテキストを読んで学習し問題を解いてきます。
これもゼロの状態でテキストを読んで問題に触れることで自発的に「考えさせる」ためです。

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中学受験業界では、大量の課題をこなすことが、半ば常識となっています。
しかし、「考える」ことが伴っていないと、子供にとってはただ苦しい状況が続くだけで、得られるものはあまりありません。
 
考えることをしない子供は、大量の課題を前に、ただただ問題をはやく終わらせようとします。
そこに問題の文章や図を読み取ろうとする意思はありません。

授業でやった方法を真似ているうちは、解き方の型が身につく分まだ良いですが、これが行き過ぎてしまうと、算数なら文章に出てくる数字をなんとなく足したり引いたりしているだけ、理科なら適当に選んだ選択肢がたまたまあっていればそれでOK、となってしまいます。
当然これでは、本来得られる学習効果は得られません。

一方、これに気付かない周りの大人は、間違えた努力を子供に延々と課すことになってしまいます。
それで、子供と大人お互いがストレスを抱えているようでは、あまりに不幸です。
 
鉄能会流の指導は「学習=楽しい」の実現です。もう少し書き足せば「学習=考える=楽しい」になります。
ですから、授業だけでなく課題でも「考えさせる」ことは非常に重要です。
わからなかった問題が、考えて正解にたどりついたとき、子供は楽しいと感じます。
鉄能会では、子供がそこに価値を見出すように仕向けることが、正しい指導であると考えています。
 
鉄能会の指導方針にご興味がありましたら、是非お気軽にご相談ください。

たまプラーザ校 平岡琢磨
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個別指導・質問道場の活用

皆さんは質問をしているでしょうか。

鉄能会では学年を問わず、ほぼ全員が「質問」しています。
それは鉄能会には質問が誰でもしやすい環境があるからです。
 
例えばこんなことはありませんか?
◆小6・・・解き直しを行う際に解説を確認しても理解できない
◆小6・・・試験時間内に解くべきではない問題(いわゆる「捨て問」)の判別が難しい
◆小5,4・・・授業内ではわかったけど、おみやげ(宿題)をしようと思ったらわからなくなった
◆全学年・・・理解できていても解く(理解する)のに時間がかかるので、より効果的な解き方・考え方があるのではないか?

 
こんな時は自分で悩むのではなく、講師に「質問」すればすぐに解決できるのです。
そこで鉄能会では各学年、週1、2回「質問道場」または「補習」の時間を設けており、通っている生徒たちはみな積極的に活用しています。

特に6年生は通常授業の際だけでなく、日曜特訓の授業後にも75分間の「質問道場」を設けているため、授業内容に関する質問や、過去問演習の解き直しの質問等がどんどん消化できます。

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上の写真は6年生の個別指導算数の様子です。
この時期の6年生の個別指導は、志望校別対策を行っており、過去問の解説だけでなく、志望校合格に向けてその生徒に応じた「時間の使い方」や「問題を解く順番」「余白の使い方」などさまざまなテクニックも指導しています。
過去問演習の解き直しでは、効率よく正解にたどり着けるように講師と共に解き進めています。
 
例えば
食塩水の濃度に関する問題は、鉄能会では「てんびん」を活用しています。
ただし、3種類以上の食塩水を混ぜる場合に「てんびん」を使うと小数、分数で表さなければならない場合もあるため、「てんびん」ではなく表の形(たてよこ)で考えていくこととなります。勿論、表の形で「比」の考え方が活用できます。
 
より効果的な解き方が求められる、御三家や駒場東邦、早稲田、慶應、豊島岡等、難関校の問題を、授業後の「質問道場」で質問をする生徒も目立ちます。

中学受験の算数で効率の良い「比」の考え方を中心とした解き方でアプローチするには、講師と共に解き直しを進めて行くのが最短ルートです。「個別指導」や「質問道場」を大いに活用してください。


飯島巧士
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記述は「話し言葉」に注意!

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子どもたちが記述で「話し言葉」を使ってしまうケースは少なくありません。

小学校中学年ぐらいまでで一番多いのは、「むかつく」という表現。
もちろん、「腹が立ったから」「怒りを覚えたから」という表現が正解ですね。
 
また同様に見受けられるのが、「~くて」という表現。
例えば、「主人公が考えていた状況と違くて、心配になったから。」という記述文です。
この場合も、「主人公が考えていた状況と違っていて(異なり)~」と記述するのが正しい表現になります。

その他、減点対象となる話し言葉については、以下のようなものが挙げられます。
ちゃんと」→「しっかり
~けど」→「~けれど」「~だが
食べれる」(「ら」ぬき言葉)→「食べられる
あっち」→「あちら
などなど・・・

指摘をすると、「え!?これも話し言葉?」という反応があることも。
「話し言葉」と「書き言葉」の区別が出来るようになるには、大人が指摘してあげることが必要です。

鉄能会では添削指導を徹底しているため、演習量をこなすうちに、5年生にもなれば大半の生徒が「話し言葉」と「書き言葉」を明確に使い分けられるようになります。

鉄能会の授業にご興味のある方は、是非教室までお問合せください。
 
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副教室長(文型担当)
廣澤達也

採点者の視点に立とう!~答案~

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入試で採点するのは、子どもたちにとっては赤の他人です。
何百枚もの答案を処理しなければならない学校の先生方に、正誤の判断がつけられないような乱雑な字形、消しあとが強く残っているもの、薄くて読めないものなどを×にされてしまっても、文句はいえません。そして、その×が合否の分かれ目になることも当然あるのです。

言うまでもないですが、解答は見やすく、はっきりとした文字で書き、採点者の視点に立った答案をつくりましょう。
ただ、自分の答案が他人にどう見られているかというのは、普段分からないものです。

これらを意識づけるために、鉄能会で行っていることをご紹介します。


①交換採点
鉄能会の授業では、全員の答案をコピーしたものを生徒に配布し、他の生徒の答案を添削させることがあります。
※授業の終わりには、私が添削したものを「正しい添削例」として返却します

自己採点では甘くなりがちな子ども達ですが、人の答案を採点するときには非常に厳しいです(笑)。
何故△や×にしたのか、コメントも入れさせるのですが、「字をていねいに書きましょう」「本文は漢字なのに、ひらがなで書いてはダメ!!」「問題をよく読もう」「字数不足!」「文末がちがう」など、素晴らしい指摘をしてくれています。
交換添削を何度かしていくうちに、「読みやすい丁寧な字を書こう」「見直しをしっかりしよう」「問題文の条件を見落とさないようにしよう」という意識が子どもたちの中に芽生えていくのが分かります。

このように、採点者に対して印象の良い答案をつくろうという意識が、非常に大切なのです。


②鉄能会独自の採点基準
鉄能会では、「誰が見ても正答をくれる字」を書かせることを目的に、漢字に関して厳しい採点基準を設けています。
トメ、はね、はらい、書き順は特に厳しく見ています。
また、習字を習っている生徒は、「筆入れ」の部分を書いてしまうなどの癖が抜けないことが多く、注意が必要です。

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このように、鉄能会では毎週漢字テストを実施し、漢字の正誤のみではなく、字形自体にも添削を入れています。

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いかがでしたでしょうか。
採点者の視点に立つ意識を持つだけで、問題を解く際の集中力が上がりますよ!
是非、実行してみてください。

鉄能会の授業にご興味のある方は、お問い合わせ下さい。

文系担当講師 千勝佑子
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反抗期をどう乗り切るか②

前回は反抗期の概要をお話ししました。
今回は具体的な事例をあげながら解決策を提案します。
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まず、反抗期にありがちなタイプをご紹介します。
 
①爆発タイプ
 普段はおとなしかったり、明るかったり問題行動を起こすようには感じないが、ある時いきなり爆発的に反抗してくる。
 
②ウザがりタイプ
 何を言っても適当に返事をし、面倒がり、やる気がない。自暴自棄や自虐的になりがち。
 
③駄々こねタイプ
親子で友達のような関係に多く、自分の欲求を常に押し付けてくる。
 

今回の記事では①の爆発タイプについて、私の経験から解決策を提示します。
 
以前、S塾(最上位クラス)の男子生徒を担当したときの話です。
普段はとても真面目で明るく、親子関係も良さそうな子でした。
S塾の先生からも親からも難関校合格を期待されていました。
 
そのプレッシャーが強すぎたのかもしれません。
小6の9月に突然家出をし、大騒ぎになりました。無事に帰ってはきましたが、泣き叫び、暴れ、その後も2〜3週間は手がつけられない状況でした。学校も塾も休み、ただ沈静化を待つばかり。
 
保護者に話を聞くと、本人は「僕はお母さんの操り人形じゃない」と訴えていたようです。
保護者の過剰な期待と対応が過度なプレッシャーとなっていたようです。
 
さすがに保護者も反省した様子でした。
それからは家でも塾でもフラットに接するようにしました。本人の話をよく聞くようにし、思っていることを吐き出させるように努めました。
 
11月ごろからは見違えるように状態がよくなり、成績もそれに比例して上がり、見事最難関校に合格しました。
爆発が9月で良かったです。もう少し遅れていたら取り返しがつかなかったでしょう。
 
相手は小学生ですから、初めての受験にプレッシャーで押しつぶされそうになるのも無理はありません。
真面目な子程、このタイプが多いです。普段
からストレスを溜め込んでいないか、小まめにチェックし、焦らなくてもなんとかなるさというスタンスで接してあげてください。頑張れ頑張れと言い過ぎないことが重要です。
 
次回は②ウザがりタイプについてです。
 
乞うご期待。
 
教室責任 池本健太郎
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理科実験教室【植物のふしぎ】

小3,4生を対象とした『理科実験教室』を開催いたしました。
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今回のテーマは【植物のふしぎ】

植物のからだのつくりやはたらきを学ぶとともに、葉脈標本の作成に挑戦しました。

まずはじめに、植物のからだのつくりとはたらきについて簡単に学習し、その後植物の葉における物質の出入りについて確認をしました。

次に、少しだけ葉脈を意識してもらった後、何も見ずに自分の知っている植物の葉を絵に描いてもらいました。

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今は、イチョウの葉が落ちる季節で、駅周辺には大量の実と葉が落ちていましたので、意識しなくても自然と印象に残るのでしょう。多くの生徒がイチョウの葉を描いていました。
イチョウといえば遊離脈。大変よい例が出てきました。
そのほかサクラ、タンポポ、ササなどの植物が登場し、おのおのそれらしい絵を描いてくれています。

葉脈を意識させた後なので、絵にはしっかり葉脈がかかれていました。
そこで、様々な葉脈の形について触れてから、いよいよ葉脈を取り出すための標本作りに取り掛かります。

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はじめの一枚目には皆、随分と苦労をしました。
どの程度力をかけてよいのか、どの部分を落としていくのか、どうするのが効率がよいのか・・・。
講師の手本や、上手な友達のやり方を見て、そんなことをさぐりながら少しずつ上達していきます。

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1枚目は練習用、実は少し固めに作ってあり、壊れにくい分、作業には手間がかかります。

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2枚目は本番用です。コチラは少し柔らかめに作ってあります。

作業がしやすくなった分、より丁寧に作成を進め、渾身の一枚を目指しました。

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今までも何となく知っていた葉脈ですが、絵に描いたものと、実際に作った標本とでは随分様子が違うことに気づかされます。
実物はこんなにも密に葉脈が張り巡らされているのです。

「おぉ、すげぇ!」

こんな言葉と共に、本日も大きく成長した鉄能会の子供たちです。

理科実験担当 松林佑季
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学習姿勢について

学習において、その取り組みの姿勢が学習成果に反映されることはいうまでもありません。

今回の話題は、本来の意味での姿勢のお話です。

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背筋をのばす、胸を張る、鉛筆を正しく持つなど、勉強をする上での型について、そうとやかく言われることは少なくなってきています。

体験生の姿を見ても、日頃からのクセなのか、背中を曲げて、顔が机にくっつきそうなくらい近づいている姿がしばしば見られます。

鉄能会では姿勢についても指導の対象となります。

但し、やる気がないであるとか、ただ単に姿勢は正しくするもであるとか、そんな指導は致しません。

なぜ、鉛筆を正しく持つ必要があるのか。
短くもてば字が隠れ何を書いているのか自分で見ることが出来ません、長くもてば正しく力が伝わりません。無駄な力みが集中の乱れをうみ、余計な時間が取られます。)
なぜ、正しい姿勢で授業を受ける必要があるのか。
近づきすぎれば、視野が狭くなります。その分顔を動かすことになり、体力と時間の無駄になります。また遠すぎれば視野が広くなりすぎるため、余計な情報も目に入ってきてしまいます。血流も悪くなることで集中力の乱れにつながります。)

学習成果に直結する理由をもって我々は指導をしています。

精神的な成長に伴って、自然と矯正されることもあるかもしれません。

しかし、その逆に正しい姿勢を促すことで、精神的な成長を促すことが出来ると考えられています。

こんな話があります、朝起きるときに、大きく伸びをすることが一日を気持ちよく能動的に過ごすコツなんだとか。

血流がよくなるであるとかそういった理由もあるのでしょうが、伸びをして自身の体を大きく見せることで、人は他者に対して優越感や自信をもち、積極的に行動できるようになります。

人の本能的な部分に働きかけていくことも、より良い学習成果を追求するひとつの手法であると考えています。

鉄能会NEO たまプラーザ校 松林佑季
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『思考×試行』の実践 ~4年生算数より~

先日行った授業の様子です。

問題:立方体を机の上に積み上げて立体を作りました。図はこの立体をそれぞれ正面、真上、右から見たときの様子を表したものです。この立体には立方体が最も多くて何個使われていますか。また最も少なくて何個使われていますか。
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与えられた条件に対し、平面図から立体的に思考する問題です。
条件が多くあれば可能性を絞りながら答えを出せますが、問題では最大・最小を問われているのでいろいろな解答が考えられます。

まずは1人で考えてもらいます。
中には手を動かしながら空中に積み上げている生徒や、いろんな可能性を書き出している生徒がいます。

次に2つのグループを作りさらにこんなアイテムを渡してみました。
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こちらは『ビルディング』というパズルですが、立方体を積み上げる問題を解くにはもってこい!です。

グループの中で意見を出し合いながら、さらに役割分担をして正解へと向かって行きます。
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なお、2グループともこちらの予想以上に早く正解を出しました!(正解は最大16個、最小13個です。

この授業の狙いは、
①『思考×試行』の実践
意見を発信すること、受け入れること

1つ目は考え、試し、誤っていればまた考え・・・  人に与えられるのではなく、自分から動くことを身に付けることです。
ただ、紙とホワイトボードで行う授業だけでは吸収できることは限られてしまいます。

2つ目は他メンバーと意見交換を行う事で、意見を裏付ける理由を正確に伝えること、また、他の考え方を柔軟に受け入れることです。
直感も大切ですが、自分の考え方を伝えられることはより重要なことと言えます。
また、主張一辺倒ではなく他の意見を受け入れ吸収し活用することは成長を早めます。

ただ与えるだけでなく、能動的に動く授業、また発想を効果的に豊かにする授業を日々行っております。
また、上記『ビルディング』だけでなく他にも多数のパズルが教室にございます。
土曜日、祝日にはパズル講座を開設しております。
ご興味がございましたらHPよりぜひお問い合わせください。

練馬校 理系担当
門倉 紘一郎

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