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トピックス 2017年5月 4ページ目

思考のさせ方 ~4年生授業より~

小4の国語の授業より「思考のさせ方」についてご紹介します。

小学生、特に学年が低いうちは、国語の記号選択問題を良くも悪くも即断即決で
行ってしまう事がよくあります。

例えば設問の表現を熟読・熟考せずに、ア・イ・ウ・エの中から何かひらめきを
感じた選択肢を、「答えだ!」とパッと解答欄に記入してしまうのです。
 
もちろんそれが合っている事もありますが、いわゆるひっかけ表現にそのまま
のっかかってしまい、不正解という事もまたあります。
 
きちんと考えて解くということは、当たり前のようで身につけるのが難しいものです。
言葉で説明したところで、理解はできてもなかなか実践できるものではありません。
ではどうするか。それは子どもたちに言葉で説明をするのではなく、体感してもらう
のが一番です。

本日の4年生の授業ではこの様な取り組みを実施しました。
 
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生徒の前には問題文のプリント。その中には記号選択問題が複数問。
そして生徒たちへは次のように説明を行います。
 
「いまからこの問題を解いてもらいますが、出来た人は手を挙げて先生に見せてください。
全問正解者のみ、先生がOK!といいます。それ以外の子は解き直し。ただし、どの問題が
間違っているかは教えません。

 
これを聞いたクラスの皆はざわざわ、でもちょっと楽しそうです。
 
生徒たちにとってはどの問題が正解してるか分からない、シークレットなものを
探し出すゲーム感覚の要素です。(ただし問題数はそれほど多くはありません。)
 
一方、問題の解き方としては完全ノーヒントのため、否が応でも問題文を丁寧に
読み込まないといけません。これが注意力・集中力を引き出す仕組みとなっているのです。

スタートと同時に、皆黙々と問題に集中。できた生徒は挙手をします。
先生はその解答をチェック。

全問正解の生徒はガッツポーズ!
不正解があった生徒は、何が間違っていたのかを必死に探します。

最終的には全員、しっかりと全問正解。
確認のための解説を行って、授業は終了となりました。
最初から最後まで自分で考え抜くことができていたと思います。

「思考をさせる」ためには、手取り足取り教えないほうが良いときもあります。
自分で考え、自分で気付く。これを体験させることが重要ですね。
さらに、それが楽しいとなれば効果は言わずもがなです。

楽しみながら、考えるアタマを作っていく。
今後も生徒たちに「思考」させ続けていきます。

副教室長(文系担当) 廣澤達也


国語の授業から~時代背景を理解する~

今回は、小5国語の授業風景をご紹介致します。

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先日の授業では、夏目漱石の『坊っちゃん』を扱いました。
その中に、主人公(漱石が自分を投影したとも言われています)が兄から600円を譲り受け、使途(使い道)を寝ながら(時間をかけて)考える、という場面があります。

さて、ここで問題です。兄から600円を譲り受けた主人公は、なぜ使途に困ってしまったのでしょうか。
 
今と当時の貨幣価値は当然違いますから、当時の600円が大金であることは、大人であれば簡単に予測できます。
しかし、子ども達からすると今ひとつピンと来ないものです。
 
そこで、時代背景を理解する必要があります。
先ほども書いた通り、教員をしていた漱石自身が自分を投影したとされているので、1890年代(日清戦争が勃発した当時)、学校教員の初任給は、地域差はあれど8円程度だったとされています。
 
つまり、主人公が手にしたのはその75倍の金額です。
現代の教員初任給が24万円程度ですから、彼が手にしたのは今の1,800万円程でしょうか?
そんな大金を手にしたら、誰でも使途に困ってしまいますよね?
(彼はそれを元手に商売を始めるわけでもなく、教員になるために学校に通います。)

さて、ここまで来れば、主人公が困った理由が分かりますよね。
(解答例)「使い切れない程の大金を手にし、とまどってしまったから。」

このように、今回の問題は、時代背景を理解しているかどうかも問われていたのです。
ちなみに・・・
貨幣価値の知識は、社会の分野でも扱います。明治時代の地租改正と選挙権を考えるときに必要になってきますよ!
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国語の文章に付随する知識を、子どもたちは目をキラキラさせて聞いていました。
一見難しそうな文章でも、時代背景が分かると読みやすくなります。

教える側の一工夫で、子ども達の取り組みをガラッと変えられるのです。
 
鉄能会では、子ども達に「学習=楽しい」を体感してもらえるよう、講師一同、毎回趣向を凝らした授業を展開しています。
無料体験授業も実施しておりますので、是非ご参加ください。

文系担当講師  奥野功一朗

日々の積み重ね ~算数より~

本日の小6算数の授業で、速さに関する問題を扱いました。

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上の写真のように、時間の比、速さの比が関係する問題は「逆比」にして考える。
 
下の写真のように、問題文を読みながら図をかいて考える。

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鉄能会NEO開校から2ヶ月半。

集中的に行ってきたことも奏功し、出題内容から「何をすべきか」徐々に身についてきた様子です。

これが、後期に行う志望校の入試問題演習につながっていきます。

ただし、油断はできません。

「好結果」につなげるためにも、ここまでの取り組みを継続し、更なる積み重ねが必要です。

「鉄能会NEOの算数」の経験をドンドン積んでいきましょう!!

飯島巧士

将来、伸びる生徒になるために

鉄能会は小学4、5年生に、量が多すぎず、少なすぎず、適正な量を与えていくことに気をつけています。

 これには理由があります。
 それは、生徒達にしっかりと考えて答えをだしてほしいからです。
 受験学年である小6で、疑問点を放置しない生徒は必ず伸びます。
 これができる生徒は、よく考え、無理なら質問するといったことが自然にできるからです。
それでは、そのような生徒は、小4、5年生をどう過ごしてきたのかというと、適正な量の問題にしっかりと取り組み、1問1問正解まで考え抜いてきているのです。

  逆に早い段階で、限界を超えた量に取り組む訓練をしてしまうと、重要な基礎単元をなんとなくわかった状態(実は全くわかっていない)で次へと進むことを余儀なくされます。また、量が多いので、正解を出すことのみが目的になり、思考のプロセスがおざなりになりがちです。小6になり、急に成績が落ちてしまったという生徒は、算数の実力が下がったというよりも、今まであやふやな状態で済ませていて、わかっていなかった部分が、小6の総合的な問題で露呈しただけという場合が殆どです。

鉄能会では、「おみやげ」の採点は、ほぼ全て講師が採点します。
そして、問題量は多くないですが、全問正解をするまで何度でもやり直しをする厳しさがあります。

 おみやげは講師が○×をつけます。
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提出されたおみやげは、全て進捗が掲示されます。
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日々の授業でやったことを、きっちりとこなしながら前に進んでいくのが鉄能会流です。
これを繰り返し行うことで、本当の考える力が育っていくのだと思います。

九品仏校 平岡琢磨


記述対策~主語と述語①~

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記述問題で減点対象となる解答の1つに、主述関係が不明確なものが挙げられます。では、実際にあった生徒の誤答例を見てみましょう!

問題:「強行」という語句を使って、短文を作りなさい。
※「強行」=無理を押し切って強引に行うこと

生徒の誤答例:×「熱を出してしまったが、運動会を強行した。」

主語が隠れていますが、「熱を出して」とあるので「私」ですね。熱があったにも関わらず、無理をして運動会に参加したと言いたかったのでしょう。しかし、述語は「強行した」ですから、運動会を強行したのも「私」ということになってしまいます。
では、運動会を強行したのは誰なのか。今回は「学校の先生」としておきましょう。
先生達が当日、運動会を実施するかしないかは、生徒の体調ではなく、天候で判断することが一般的ですよね。「運動会」という語句を使いたいのであれば、次のように直すのがよいでしょう。

○「(先生達は)雨が降っていたにも関わらず、運動会を強行した。」

これで、主述関係がハッキリしました。文を書いた後は、主述関係が合っているか必ず見直しましょう。

このように、短文記述の練習で基礎を固めることが出来ます。ただし、記述問題は自己採点をさせないでください。必ずプロに添削をしてもらいましょう。
鉄能会の授業でも、記述対策に力を入れています。記述→添削を繰り返すことで、記述力は格段にアップします!是
非、鉄能会の授業を有効活用してください!

文系担当講師 千勝佑子

競争意識を高めよう!

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中学受験において、競争する環境に慣れることは非常に重要です。
集団授業のメリットは、その経験を積めることにあります。

「集団授業を受講したことがない」というお子様は、1つ1つの作業や、問題への取り組み方がマイペースになってしまうケースが多いです。
受験は正確さとスピードが求められるため、こういった場合は早急な立て直しが必要です。
また、一人で学習した時は出来が良いのに、集団授業に入るとそれが発揮できないパターンもあります。競争相手が周りにいることで、心理的に焦ってしまうのです。

先日、小5のクラスでは、これまで習った漢字の総復習を大会形式で行いました。
正答数でランキングを作成、上位に入った生徒には大量のご褒美シールが貰えるので、休憩時間になったことも気づかずに夢中で取り組んでいました(笑)

こういった総復習テストは、予告しないで行うことが多いです。
つまり、普段からコツコツ復習をしていなければ、上位に入ることが出来ません。いつテストがあってもいいように、「勉強しなさい!」とこちらが言わなくても、子どもたちは自発的に学習しています。
競争相手の存在により、自分の正確な位置も知ることが出来るため、モチベーションは格段にアップします。

集団授業を受講したことのないお子様には、ぜひ鉄能会の無料体験授業を受講することをお勧めします。
その後、学習相談にて、お子様についての分析結果や、それを元にしたアドバイス等もさせて頂いています。これらは全て、入会を前提としていませんので、是非、お気軽にお問い合わせください。

文系担当講師 千勝佑子


「時事問題」に興味・関心を持たせる

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日頃、「時事問題」に対する子どもの興味・関心を高めるような働きかけができているでしょうか?
こればかりは我々大人の役割であることを、保護者の皆様にはしっかりとご認識いただければと存じます。

さて、2017年上半期までの「時事問題」といえば、我々の生活に直結しながらも、議論の余地が大いに残るものばかりです。

・憲法改正と9条、24条や26条との関連性
・共謀罪・テロ等準備罪法案を巡る問題

・宅配業界における人手不足問題とサービス見直し
・豊洲への市場移転問題
・天皇陛下の生前退位と、今後の皇室のあり方


昨今の中学入試では、単純なキーワードを書かせるものではなく、
『この社会でどのようなことが起こっているのか、自分自身のアタマでいかに掘り下げて考えているか』
を問われる問題が増えてきています。

具体例ですが・・・
『アメリカオバマ大統領(2016年当時)が広島を訪問した際に発表したスピーチの中で、
日本が受けた悲惨な出来事に対して一歩踏み込んだ発言ができなかったことについて
資料を基に説明しなさい。』

(2017年度 大妻多摩中の問題より一部抜粋・改訂、資料省略)

『2016年の参議院選挙では改正公職選挙法の施行を伴い、日本で初めて18歳・19歳が選挙に参加しました。
18・19歳の有権者数は約240万人とみられ、全世代のわずか2%程度に過ぎませんが、
「選挙結果に対して決して無力ではない」という意見があります。
このように主張できる理由を、資料を基に説明しなさい』

(2017年度 明治大付属明治の問題より一部抜粋・改訂、資料省略)

いずれもキーワードの丸暗記だけで答えることは難しいと分かります。
日頃どれだけ自分自身のアタマで掘り下げて考えているのか、これが正答に近づくポイントです。
ちなみに鉄能会では昨年6月に実施した『ニュース講座』でしっかりと上記話題に触れていました。

6年生は言うに及ばず、5年生、4年生のうちから時事問題に興味・関心を持たせることに早すぎるということはありません。日々ニュースに触れ、大人と意見交換をすることで一般常識力や言語能力も高まります。

ただし、注意点が一つ。「ニュースを見なさい」「新聞を読みなさい」と言っているだけでは、子どもたちはなかなか動きません。周りの大人が率先して子どもと関わり、「言語のやり取り」をしていだだくことが必要不可欠です。

ぜひ、今日からでも親子でニュースについて話し合う時間を取りましょう!

さて、練馬校では7月1日(土)に小6・小5対象の『ニュース丸わかり講座』を実施します。
なお、一般外部生の参加も大歓迎です。
参加をご希望の場合には鉄能会練馬校までお気軽にお問合せ下さい。

練馬校 青木 隆一

「やる気」に火をつける ~授業風景から~

鉄能会の授業では、よく生徒でチームを組んで正解数や得点を競い合う対抗戦を実施します。
例えば2人1組のペアで行ったり、また5対5の団体戦だったり、組み合わせはそのつど様々です。
 
このチーム対抗戦の様に、問題演習にゲームの要素を上手に取り入れることで、
生徒達の勉強に対するやる気・モチベーションはぐん!と上がってきます。
 
ところで子供達にとって一番気になるのは、誰とチームを組むのかという事。
ここで工夫をもうひと加えです。

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問題演習がスタートし、皆が黙々と解いている間に、先生は紙でチーム決めのくじを作成。
そう、生徒達は答え合わせまで、自分が誰とチームを組むのか分かりません。
これにより、生徒達は気が抜けませんので、集中力はいやおうなしに高まります。

生徒達の学習に対するやる気は、工夫を重ねる事で大きく変わります。
鉄能会のモットーである「学習=楽しい」を実践し、生徒のやる気に火をつけていきます! 

副教室長(文系担当講師) 廣澤達也

6年生の質問から

皆さん、月例テストの解きなおしは終わりましたか?
今回は、6年生から質問の多かった算数の問題についてお答えします。

6.止まっているときに30段ある上りのエスカレーターがあります。Aがこのエスカレーターを歩きながら上っていくと、20段歩いたところで上の階に着き、このとき16秒かかりました。
 これについて、次の問に答えなさい。
(1) Aが立ち止まったままでは、上の階まで上るのに何秒かかりますか。
(2) Aが歩く速さを4分の3倍にすると、上の階まで上るのに何段歩きますか。


解説を見ると、段数の比=速さの比という観点で「速さ」の問題(流水算の応用)となっていますが、ここは鉄能会らしく「たてよこ」を駆使して解いていきましょう。

まず問題の条件を書き出します。ここで、16秒でエスカレーターは10段上っていますね。
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そして、歩かずにエスカレーターだけで30段上るのですから・・・
5162.JPG 答.48秒

次に速さを4分の3にすると、同じ時間で上る段数が15段になりますから、下のようになり上の階まではまだ着きません。
5163.JPG
そこで、合計を30段と考えると・・・
5164.JPG 答.18段

易しいと思いませんか?

もし、他の問題でも「もっといい解法はないかな」と思ったら、どんどん質問してくださいね。鉄能会は質問できる塾です。もちろん、「これわかんない」というだけではだめですが、きちんと考えた上での質問なら、先生方はとことん付き合いますよ。

お待ちしています。

九品仏校 宮田亮


競い合う姿勢

日ごろのおみやげ(課題)の提出状況や小テストの結果などを掲示板に貼り出しております。

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各々が自身とライバルの状況を確認しながら、競い合って成長してくれるようにとの狙いからです。

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狙い通り、「どうなったかな?!」と毎日確認をし、自習に来た生徒は「よっしゃ!一番ゲット!」といいながら勉強に励んでおりました。

モチベーション、意識を高く保つことは学習において非常に重要な要素となります。

GWに挑戦した理社のおみやげからも、小テストを実施し、ランキングを掲示しております。

授業風景05131.bmp

受験まであっという間です、日々を大切に経験を積み重ねていくことが大切です。

鉄能会NEO たまプラーザ校 責任者 松林佑季



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