HOME > トピックス > アーカイブ > 2017年5月 > 2ページ目

トピックス 2017年5月 2ページ目

頭の使いどころ

問題を解くにあたって、頭の使いどころを正しく選択し、『効率的に進めること』は非常に大切なことです。

052701.jpg

たとえば算数の問題を解くとき、「あれ?〇〇算だからこう書くんだっけ?」なんて考えているとそれだけで、時間を使ってしまい、なかなか手を動かすことが出来ません

052702.jpg

少し情報を整理し、書き出すだけで、その後の思考はずっとスムーズに進められるものです。

一部の特殊な問題を除いて、書き出し方にこうでなければいけないなんてルールはありません。様々な解き方が存在し、そのため子供たちは書き出す段階で混乱してしまいます。

だからこそ、鉄能会グループでは『比の感覚』を重視し、出来る限り同じ形で書き出させます。それが解く上での『効率化』を促し、最終的な得点の向上につながっていくのです。

スタッフ一同、子供たちの『考える力』を伸ばすため、全力で指導に取り組んでまいります。

鉄能会NEO たまプラーザ校 松林佑季

記述対策~主語と述語②~

DSC_1535.JPG DSC_1534.JPG DSC_1533.JPG 

早速ですが、以下の問題を解いてみましょう!

(麻布中の入試問題より抜粋)

【文章】
(シライさんと少年の会話)
「ほら、このころはまだお父さんの雰囲気、あんまり漁師らしくないだろ」
「・・・はい」
「漁師を継ぐのはいやだいやだって、おれと酒を飲むと文句ばっかり言ってたんだ」
「そうなんですか?」
「いまは、生まれついての漁師です、って顔してるけどな」
シライさんはおかしそうに笑った
(重松清『タオル』より)

【問題】
傍線部「シライさんはおかしそうに笑った」とありますが、シライさんは何がおかしかったのですか。説明しなさい。

【誤答例】
×前は、漁師を継ぐのを嫌がり文句ばかり言っていたのに、今では生まれついての漁師です、という顔をしていること。

【解説】
シライさんは何がおかしかったのですか」と聞かれているので、解答の主語となる「シライさん」を書く必要はありませんが、「シライさん」以外の人物は明記しなくてはいけません。漁師を継ぐのを嫌がっていたのは「(少年の)父」なので、必ず書きましょう!

その他・・・
「今では生まれついての漁師です、という顔」だけでは、シライさんがおかしそうに笑っている理由としては弱いです。かつての様子との「ギャップ」が面白かったのです。「ギャップ」という語句が浮かばない場合は、「違い」「差」などの言葉で代用できます。

これらをふまえて、以下のように直しましょう!

【正答例】
(少年の)父の、漁師を継ぐことを嫌がり文句ばかり言っていた当時の様子と、いかにも漁師らしい今の顔つきを比べた時のギャップ

いかがでしたでしょうか。記述を完成させた後は、問題文の主語以外の動作主が明記されているか、必ず見直しをしてくださいね!

記述問題を生徒に自己採点させると、先ほどの誤答例も○にしてしまう危険性があります。
内容が何となく合っているかどうかで判断してしまうのです。
是非、鉄能会の添削指導を、今後の学習に生かして下さい。体験授業のご参加もお待ちしております!

文系担当講師 千勝佑子

経験から『楽しく』学ぶ ~4年生理科より~

今回のテーマは『閉じ込めた空気と水』です。

・力を加えたときに体積変化が大きいのは空気と水のどちらか。
・逆さにしたグラスを水槽に入れた際、グラスの中に水は入るのか。
・そのグラスの中に水を入れるためにはどうしたらいいのか。

『百聞は一見にしかず』!
理科の学習内容は身の回りの「なぜ?」から始まります。
好奇心を原動力に『調べる』『試す』『比べる』をしていけば理解は一層深まっていきます。

ということで、今回は実験を交えながらの授業を行いました。

教室に水槽とペットボトルを持って入った時から、「今日は何かあるな!」と生徒たちは早くも興味津々の様子。

実際に実演解説を始めると、楽しそうに空気だけのペットボトルと、水が入ったペットボトルを
握り比べて体感しています。
また、水槽を用いての実演解説を始めた際には、我先に!と全員が机の前に集まってきました。

DSC_0567.jpg DSC_0569.jpg

生徒たちの反応はこちらの予想以上に大きく、深い理解に繋がったようです。

今後も益々生徒の好奇心を刺激し、『学習=楽しい』に繋がる授業を展開していきます。
理系担当 門倉 紘一郎

文章の「速読力」とは ~低学年指導にて~

0527ao3.JPG

文章読解において、読むスピードが速い生徒と遅い生徒がいます。
どちらが良いかと言えば、入学試験には制限時間がある以上、速いに越したことはありません。
 
少し感覚的になりますが、文章を読むのが遅い生徒は1行1行を丁寧に、
言い換えると文章を「線」で捉えようとします。
 
一方、読むのが速い生徒は、文章全体を「面」として捉えます。
これは目の前に1文に注意しつつ、文章の先の流れについても同時並行で気を配ることのできる状態です。
これができれば、文章読解としてはひとつ理想の形となります。
 
ただ小学生、特に低学年の場合注意をしなければならないのが、
単に「速いだけ」のケースもあることです。
 
これは、読めない漢字や表現の難しい箇所を飛ばしに飛ばして、
ただ単純に視線のみを最後まで送っている状態です。
飛ばした箇所は頭に入っていないため、内容も結局は理解できていません。
 
そのため3年生の授業では、折に触れ文章の音読を授業で行います。
これにより、スムーズに理解できているか否かが、音声で明確に分かります。
 
読めている生徒は、音読もよどみなく進みます。
しかし例えば先の「速いだけ」の生徒は、要所要所で読めずつっかえたり、
本文の表現通りではなく自分でアレンジを加えた読み方をしてしまったり、というのが露呈するのです。

この対策としては、語彙力を増やす等の方法も有効ですが、最近では
速読力の養成に特化したWEBシステム(タブレット学習)などもあります。
※日本速脳速読協会の提供するシステムです。詳細は以下のHPをご確認ください。
http://www.sokunousokudoku.net/

aaaa.JPG 
 
文章を一定のスピードで正確に読み理解するというのは、国語のみならず全ての教科で重要なことです。
鉄能会の授業では、この速読力も低学年の段階から鍛えていきます。
 
副教室長(文系担当) 廣澤達也

「鉄ぱんノート」の活用法

夏を前にして、受験生の様子もますますピリッとしてきました。
授業日以外も、自習に取り組む生徒たち。主に、テストや授業で扱った問題の解き直しをしているようです。

合格を勝ち取るために欠かせないのが、この
解き直しです。
では、具体的にどんなことをするのでしょうか。

鉄能会の生徒は、解き直しのための「鉄ぱんノート」をつくっています。
自分が間違えた問題のみが集約されているので、普段の復習もこのノートさえ確認すればOKです。

さて、鉄能会では、各教室に鉄ぱんノートの見本集を配備しています。
 
DSC_0643.jpg
 













実はこの見本、過去に鉄能会を卒業した優秀な先輩達が残してくれたものです!!!
実際に中身を見てみましょう。
 
DSC_0636.jpgDSC_0638.jpg














写真は国語の解き直しです。
間違えてしまった問題をただ単に直すだけでなく、何故間違えたか、自分なりの考察も書き留めておきます。
また、文中に出てきた語句の意味調べや、問題文に付随する知識なども書き込むので、最終的には自分だけの参考書が出来上がります。

こういった習慣は、身につけば必ずやその後の成績に反映します。

鉄能会では、解き直しも含め、お子様の学習をしっかりサポートしています。
是非、鉄能会の無料イベント、無料体験授業にお越しください。お問い合わせをお待ちしております。
 
文系担当  奥野 功一朗

空間把握能力

「思考力アップ・パズル講座」を中心に、様々な種類のパズルを扱っています。
 
先日の「思考力アップ・パズル講座」では「ビルディング」を扱い、積み木のようなものを使用して解き進めました。
 
最終的には、写真のようなすべてのマスに、「1」~「4」の数字を書き並べていくものです。
前から、後ろから、左から、右から、どう見えるかを、マスに書いていきます。

20170526①.JPG 20170526②.JPG
 
タイトルに「空間把握能力」と書きましたが、上記の通り様々な方向から「どう見えるか」を推理し、その経験が算数の入試問題における「立体図形」につながっていきます。
 
各中学校の入試問題でも「回転体」や「立体の切断」は頻出です。
 
「空間把握能力」はそれらに対応するのに非常に大切な能力です。
 
校舎にある「立体四目」。
対戦型のゲームですが、これも立体的な感覚を鍛えられます。

20170526③.JPG
 
こうしたパズルにドンドン挑戦して、「空間把握能力」を磨いていきましょう!
 
飯島巧士

自立学習のススメ

DSC_1468 (1).JPG DSC_1470 (1).JPG DSC_1467.JPG

鉄能会では、生徒の「自立」を重視しています。

定期的に実施している国獲合戦(理社の小テスト)では、事前学習プリントを渡していますが、生徒が自力で解答を埋めてくるまで模範解答を渡しません。
はじめから模範解答を渡してしまうと、一方的に与えられたものを形式的に覚えるだけなので、応用できる知識として定着しません。
自力で調べた解答は、記憶に残りやすいだけではなく、調べる際にテキストの細部まで読み込むため、解答に付随する知識まで頭に入れることが出来ます。

算数のテストも同様です。毎週行っている計算GP(計算テスト)は、模範解答を一切渡さず、○がつくまで自力で解き直しをさせます。

当然、解き直しのスピードにも個人差があるので、なかなか進まないと大人が手伝いたくなってしまいますが、それは禁物です。見当違いのことをしていて、ゴールまで程遠いようであれば助言が必要な場合もありますが、それ以外は根気よく見守ってあげましょう。

過去の実績を見ても、自立学習の習慣がついている生徒ほど、結果を出しています。
鉄能会の「丁寧に教えない」指導を、是非ご体験ください。

文系担当講師 千勝佑子

答え方のルール~小3国語~

DSC_1489 (1).jpg DSC_1362 (1).jpg DSC_1363.jpg

小3の授業では、国語の基本となる「答え方のルール」を徹底して教えています。

小学校では原稿用紙を使用しますよね。
初めて受験国語を学ぶ生徒には、まず、原稿用紙と解答用紙の違いから教える必要があります。

  ★原稿用紙と解答用紙の違い★
 【原稿用紙】
①句読点を行のはじめに書くのはルール違反です。句読点が行のはじめに来てしまったら、前行の最後のマスに、句読点の前にくる文字と一緒に入れましょう。欄外に書いてもOKです。※下の写真参照
②段落を変える時は、1字下げたところから書き始めます。

【解答用紙】
①句読点は1字(=1マス)として数えます。句読点が行の最後にきてマスがない場合は、次の行のはじめに書きます。1マスに2字以上入れるのはルール違反です。※下の写真参照
②段落分けはしません。全ての行を、始めのマスから書き出します。
③原則、「~です」「~ます」体は使いません。

※ただし、問題文に「原稿用紙のルールに従って・・・」という指示のある場合は、「原稿用紙」のルールに従って書きましょう。

DSC_1508.jpg 


★文末表現★
①なぜ?→「~から。」
②どんなこと?→「~こと。」
③こそあど言葉(指示語)の指し示す内容→「~名詞。」
④何ですか?→「~名詞。」

 ★その他★
①文中に出てきた語句が漢字の場合、未習であっても漢字で書き写す(ひらがなに直さない)
②話し言葉を使わない
 
×あっちの方が→○あちらの方が
×食べたかったけど→○食べたかったけれど(食べたかったが)

などなど・・・・・

国語に限らず、低学年のうちに基本をマスターしておくことで、応用力をより早く養うことが出来ます。
6・7月は低学年向けの無料イベントも予定しておりますので、HPより是非お問い合わせください。

文系担当講師 千勝佑子

子どもを伸ばす大人の姿勢

「うちの子はこんなことができないのか・・・。」
170524①.JPG「うちの子のやる気がなかなか見えない・・・。」
 
お子さんに対する不安や心配は尽きないと思います。
毎日顔を合わせていれば、気になることもそれだけ増えます。
 
しかし、それで終わっていないでしょうか?
やりなさい、もっと勉強しなさいと言っただけで済ませてないでしょうか?
 
大事なのは、『ではどうする?』です。
 
相手は人生経験の浅い小学生です。170524②.JPG大人が思い描くように
理解や行動が出来るとは限りません。
 
まずはお子さんがなぜ出来ないのか、やる気が出ないことを分析すること。
その分析に対して改善策を考えること。
改善策を実行に移してみること。
一回言っただけではすぐに理解できないので、根気強く伝えていくこと。
 
受験勉強に限らず、子どもたちを伸ばすためには、ビジネス研修の用語
みたいですが、PLAN・DO・CHECK・ACTの発想と姿勢
をもって、日々子どもに向き合っていくことが求められます。
 
今、鉄能会各教室で「学習相談」が盛んに行われています。170524③.JPG
学習相談では日々の様子や本人の分析結果を報告の上、ご家庭で出来ることや
教室で取り組ませることを提案し、連携をとりながら、子どもの成長に繋がる
あらゆることを進めていっています。
 
鉄能会の根底にある大方針は『子どもたちの能力を伸ばすこと』です。
子どもが伸びる環境をつくる、子どもが育つ思考力と習慣をつける仕掛けを続ける。
周囲の大人の役割です。
 
受験関連はもちろん、子どもをいかに伸ばすかについてなど、お困りの方は
どうぞお気軽に170524④.JPG鉄能会にご相談下さい。
 
練馬校 青木 隆一

小4理科の授業より

九品仏校では、小学4年生を対象に、木曜日の算数・理科に出席できない生徒は、水曜日でも同じ単元の授業を受けることが出来ます。

今回はその水曜日の小4理科の授業風景をご紹介します。

class picture.bmp

小4理科の今週の単元は、空気の圧縮・膨張です。

小学4年生にとって空気は、「見えない」・「重さを感じない」=「存在しない」です。
授業では、身の回りの様々な現象をあげ、生徒とのやりとりの中で空気が「無」ではなく、
体積も重さもあるということを実感させます。

 本日は生徒の出来が非常に良かったので、下の写真の問題を考えさせました。
小学4年生にとっては難しい問題です。
 あくまで楽しく考えてほしいので、この問題で正解したらシールを2枚あげることにしました。

rika question.bmp
問題:空気の入ったピストンにおもりをのせていきます。おもり0個でピストンのメモリが5、おもり1個でメモリが4、ではおもり2個ならメモリはどうなる?
選択肢:①3~4の間 ②3 ③2~3の間


 生徒「②しかないと思うんだけどなー。」

先生「確かに。おもり1個につき1つ下がっているもんね。じゃあ、その調子でおもりをのっけていこうか。」

rika graph.bmp

先生「あれ?おかしくない?空気が消えちゃったよ。」

生徒「うん。おかしい。」

先生「そういえば、空気入れで自転車に空気入れたことある?あれって、どんどん重くなっていって、最後はどんだけ力を加えても押せなくなるよね?」

生徒「・・・。あ、そうか。じゃあ絶対①だ!」

ここで、思ったよりも早く生徒が気付いてくれました。(とても優秀でした!)
実は、この問題は高校化学のボイルシャルルの法則の考え方につながる高度な内容です。しかし公式ではなく、あくまで空気入れで起きた現象をもとに、「空気を圧縮していく」→「反発する力が強くなっていく」という関係から、答えまでを導いていきます。

将来、難関校の理科を解くには、子供が身の回りの現象に何故そうなるのか、理科的にどう説明できるかを考える習慣は、絶対に必要です。
しかし子供は、それが楽しいと思わなければ、決してそれをすることはありません。
 だからこそ、鉄能会の「学習=楽しい」の実現こそ、その近道なのだと思います。

九品仏校 平岡琢磨
      

<<前のページへ12345

« 2017年4月 | メインページ | アーカイブ | 2017年6月 »

このページのトップへ

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。