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採点者の視点に立とう!~答案~

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入試で採点するのは、子どもたちにとっては赤の他人です。
何百枚もの答案を処理しなければならない学校の先生方に、正誤の判断がつけられないような乱雑な字形、消しあとが強く残っているもの、薄くて読めないものなどを×にされてしまっても、文句はいえません。そして、その×が合否の分かれ目になることも当然あるのです。

言うまでもないですが、解答は見やすく、はっきりとした文字で書き、採点者の視点に立った答案をつくりましょう。
ただ、自分の答案が他人にどう見られているかというのは、普段分からないものです。

これらを意識づけるために、鉄能会で行っていることをご紹介します。


①交換採点
鉄能会の授業では、全員の答案をコピーしたものを生徒に配布し、他の生徒の答案を添削させることがあります。
※授業の終わりには、私が添削したものを「正しい添削例」として返却します

自己採点では甘くなりがちな子ども達ですが、人の答案を採点するときには非常に厳しいです(笑)。
何故△や×にしたのか、コメントも入れさせるのですが、「字をていねいに書きましょう」「本文は漢字なのに、ひらがなで書いてはダメ!!」「問題をよく読もう」「字数不足!」「文末がちがう」など、素晴らしい指摘をしてくれています。
交換添削を何度かしていくうちに、「読みやすい丁寧な字を書こう」「見直しをしっかりしよう」「問題文の条件を見落とさないようにしよう」という意識が子どもたちの中に芽生えていくのが分かります。

このように、採点者に対して印象の良い答案をつくろうという意識が、非常に大切なのです。


②鉄能会独自の採点基準
鉄能会では、「誰が見ても正答をくれる字」を書かせることを目的に、漢字に関して厳しい採点基準を設けています。
トメ、はね、はらい、書き順は特に厳しく見ています。
また、習字を習っている生徒は、「筆入れ」の部分を書いてしまうなどの癖が抜けないことが多く、注意が必要です。

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このように、鉄能会では毎週漢字テストを実施し、漢字の正誤のみではなく、字形自体にも添削を入れています。

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いかがでしたでしょうか。
採点者の視点に立つ意識を持つだけで、問題を解く際の集中力が上がりますよ!
是非、実行してみてください。

鉄能会の授業にご興味のある方は、お問い合わせ下さい。

文系担当講師 千勝佑子
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小6日曜特訓、始まっています!

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入試本番まで4ヶ月を切りました。
10月初回の授業は日曜特訓2日目@自由が丘校でした。
朝から晩までの長丁場でしたが、子どもたちは集中力を切らすことなく、普段顔を合わすことのない他校舎の仲間と楽しそうに取り組んでいました!

今回は、国語の授業内容を一部ご紹介致します。

文章読解(選択肢)
誤った選択肢を素早く消去する方法や、正答になりやすい選択肢の特徴を確認しました。
例えば、傍線部の言い換えになっているものは正答の候補として残しておきます。ここで語彙の蓄積がある生徒は、すぐに候補に絞れます。
(例)もんちゃく=言い合い、とまどい=どうしてよいか分からない、罪悪感=うしろめたい など

また、+か-にすぐに分けられるかもポイントです。
例えば「から元気」という語句がありますが、焦って文章を読んでいた生徒が「元気」の箇所だけに注目してしまい、+の選択肢を選ぶという大きなミスを犯しました。
当然、「から元気」ですから心情が-のものを選びます。
制限時間が限られた中で、いかに平常心で文章を読めるかが入試では問われています。

文章読解(記述)
部分点を確実に獲得できる書き方を確認しました。
そのコツについては、別の記事で随時更新していきます。

漢字道場
漢字自体は既習にも関わらず、「熟語になると意外に書けないもの」が入試では頻出です。
「無比」「試金石」「有識者」「林立」「白日」など・・・・・
日曜特訓では、鉄能会のオリジナルプリントを使って確認をしました。

別の漢字と勘違いする=その熟語の意味を理解していない、ということになります。
間違えたものについては必ず全文で直し(文で覚えましょう!)、意味を調べておくことがポイント。
解き直しの仕方次第で、今後の得点力に差が出ます!

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鉄能会では、通常授業はもちろん、日曜特訓のみの受講も受け付けております。
通常授業においては、3週間無料体験キャンペーンも実施中ですので、是非この機会にご活用下さい。

文系担当講師 千勝佑子
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小5難関校対策講座〈 理科実験教室 ~筑駒の回路図攻略~ 〉

鷺沼校で実施した、理科実験教室の様子です。
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少人数制であるため、より高度な内容に挑戦させることが出来ました。

今回はタイトルにあるように~筑駒の回路図攻略~をテーマとしています。

入試で出題された問題を、実際に実験して解いてしまおうというのが、この実験教室の趣旨です。

いざ、実験を始めると多くの問題に直面します。

まず、回路を組んでいくのが大変です。手順で頭を使い、道具の扱いにまた頭を使い、しばらくやって、ようやくコツをつかんでいきます。
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電流が流れないと、電池のつなぎ方は正しいか、電球がソケットにちゃんとはまっているかなど、授業で学習した内容をフル活用して確かめていきます。

「適切な電圧じゃないとちゃんと光らないんだ」
「こんなところに並列回路が隠れてたんだ」
「抵抗が大きすぎるかも」

こんなことを言いながら、ほとんど自力で全ての実験をこなすことができました。
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実践こそ大きく人を育てるもの、あれやこれやと試行錯誤を繰り返し、どんどん上達していきました。

頭を使って手を動かしてこそ、子ども達の能力は伸びていきます。

鉄能会の授業も実践ありき、子ども達の自力を徹底的にサポートし、本当の地力を育ててまいります。

今後も中学受験のためになる実験講座をどんどん開催してまいります。

是非ご参加ください。

理科実験担当者 松林佑季
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選択肢対策②~大げさ表現~

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限られた時間配分の中で、選択問題は素早く片付けたいものです。
前回は、+と-に分ける手法をご紹介いたしました。
http://www.tetsunokai.com/topics/entry/post-694/

今回は「大げさ表現」に着目したいと思います。
選択肢の中に以下のような表現があれば印をつけておき、その選択肢が誤答であることを疑ってみてください。
(例)絶対、だけ、しか、必ず、間違いない・・・など

(ただし、文中にも同様の表現があった場合は、誤答と断定できませんので、あくまでも「疑う」だけに留めます)

実際の入試問題より、「大げさ表現」が使われている選択肢のみを抜粋しました。すべて誤った選択肢なのですが、どの部分が大げさ表現か、お分かりになるでしょうか。

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★亡父にとっては多大な恩義のある人物であり、最大級の心を込めたお出迎えをして失礼のないようにしなくてはならなかったため。
どこにいても自分が祖父の死に対して悲しみを感じていないかのように受け取られ、必ずだれかに注意されてしまっていたから。

★森は夏の間に秋に備えた準備を始めているが、人間はいつも夏の盛りであると錯覚し季節が巡ることを忘れているということ。
★森は緑の盛りの時にすでに秋の準備を始めているが、人間は夏には秋の気配など全く感じられないと錯覚しているということ。
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これらの選択肢は、一見すると正答にも思えるのですが、本文よりも大げさな表現が使われているという理由で、誤答と判断できるものでした。

選択問題を解く際、いきなり文章に戻るのは時間の無駄です。
(自己流の解き方を貫いてきた人によく見られる光景です)
候補を絞ったうえで文章に戻った方が、確実に効率が良いですよ。

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鉄能会の授業では、たとえ正答であっても、解法まできちんと説明させます。
そして、根本から修正を図っていきます。
制限時間に解き終わらない方や、自己流の解き方で学習を進めている方は、是非一度ご相談下さい。


文系担当講師 千勝佑子
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日曜特訓講座でも重視→「比」の考え方

9月も終盤。入試本番まであと4ヶ月です。

9/24(日)、自由が丘校にて日曜特訓講座の1回目を行いました。

他校舎の生徒とのクラス編成で授業を行っていることから、普段とは異なる環境で、良い緊張感を経験できています。
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日曜特訓講座の算数は各中学校の入試問題を単元別に分け、重要度の高い単元の問題で経験を積み、志望校の過去問演習や入試本番での得点向上を狙っています。

日曜特訓講座は鉄能会の授業です。
そのため、中学受験において最も効率的と言える「比」の考え方に強くなることを主眼としています。
今回の単元は「速さ」と「図形」でしたが、特に速さに関する問題では「比」に関する出題も多く、やはり「比」の考え方が確立できていれば得点向上を狙えます。


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上の写真は標準的な文章題の解き方を表しています。文章題の内容を簡単な図で表し、比を書き込んでいくことで効率よく正解が出せるようになります。
下の写真は基礎的な問題の解き方を表しています。一般的な解説書では与えられた速さと時間から全体の距離を求め、その距離から答えを求めていきます。距離の数値が大きく、一手間かかり、計算ミスを誘発する可能性が高まります。
そこで、(同じ距離を進む場合、)速さの比と時間の比は「逆比」となることを活用していきます。数値も大きくなく、効率よく正解に導けます。
20170926③.JPG ⇒ ⇒ ⇒ 20170926④.JPG


日曜特訓講座は18:30に授業が終了しますが、その後は「質問道場」を19:45まで実施しています。普段の過去問演習の解き直しをする中で、質問することも多いと思います。1つ1つ解決させていくことが、非常に大切です。この「質問道場」も大いに活用してください。

日曜特訓講座での内容を自分のものにし、しっかりと普段の授業や志望校の過去問演習につなげていきましょう!!入試で勝ち抜くために。


飯島巧士
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入試の新傾向~社会~

ここ最近の入試問題で、「受験生の考えを述べさせる」問題がよく見られます。
例を見てみましょう。


平成29年度 駒場東邦中
卒業式前日の給食について、アンケート結果をもとに、「みんなの意見が反映できるメニュー」を考えます。
 
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アンケート結果
6年 児童数62人 第1位 スパゲティミートソース 24人  第2位 鶏のからあげ 16人
5年 児童数76人 第1位 鶏のからあげ 49人       第2位 スパゲティミートソース 12人
4年 児童数60人 第1位 スパゲティミートソース 20人  第2位 カレーライス 19人
3年 児童数70人 第1位 スパゲティナポリタン 26人   第2位 カレーライス 25人
2年 児童数68人 第1位 カレーうどん 26人       第2位 カレーライス 20人
1年 児童数70人 第1位 ハンバーグ 34人        第2位 カレーライス 27人
 
これに対して、
6年生の代表は「スパゲティミートソースにするべき」と、
5年生の代表は「鶏のからあげにするべき」と、
4年生の代表は「スパゲティのどれかにしよう」と、
3年生の代表は「第1位のメニューで決選投票をしよう」と言っています。
 
これに対する2年生の“Eさん”の反応→「カレーライスは(最終候補に)残さなくていいのかな?」
問題)この“Eさん”の主張を後押しするには、どのような根拠が必要でしょうか。

さて、どのように解答するのがよいでしょうか。是非考えてみてください。
(答えを出すヒントは、希望した生徒数の合計を出してみると良いと思います。)
 
平成27年度のサレジオ学院中でも、「文化祭の出し物」をアンケート結果をもとに決めさせる、という問題が出題されています。
こういった「新傾向」の問題への対応はどうすればよいのでしょうか。
 
まず「自分なりのぶれない意見を持つ」ことは大事です。
しかし、「逆の視点(=自分ではない人の視点)で物事を考える」ことも同様に大事です。
 
消費税の税率を上げることに賛成ですか、それとも反対ですか。
買い物好きな人は「反対」と答える割合が高いでしょう。
ですが、中には「賛成」の人もいるはず。
そういった人たちの「根拠」を想像してみましょう。
(税金が何に使われているか、というアプローチがいいでしょうか。)
 
このように、上位校、難関校の社会は「知識一辺倒」では太刀打ちできません。
鉄能会の授業は知識の確認を最小限に留め、「考える」ことを重視します。

知識以外の部分が取れないという方は、是非一度鉄能会の授業を体験してみてください。
 
文系科目担当 奥野 功一朗
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