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記述対策~主語と述語①~

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記述問題で減点対象となる解答の1つに、主述関係が不明確なものが挙げられます。では、実際にあった生徒の誤答例を見てみましょう!

問題:「強行」という語句を使って、短文を作りなさい。
※「強行」=無理を押し切って強引に行うこと

生徒の誤答例:×「熱を出してしまったが、運動会を強行した。」

主語が隠れていますが、「熱を出して」とあるので「私」ですね。熱があったにも関わらず、無理をして運動会に参加したと言いたかったのでしょう。しかし、述語は「強行した」ですから、運動会を強行したのも「私」ということになってしまいます。
では、運動会を強行したのは誰なのか。今回は「学校の先生」としておきましょう。
先生達が当日、運動会を実施するかしないかは、生徒の体調ではなく、天候で判断することが一般的ですよね。「運動会」という語句を使いたいのであれば、次のように直すのがよいでしょう。

○「(先生達は)雨が降っていたにも関わらず、運動会を強行した。」

これで、主述関係がハッキリしました。文を書いた後は、主述関係が合っているか必ず見直しましょう。

このように、短文記述の練習で基礎を固めることが出来ます。ただし、記述問題は自己採点をさせないでください。必ずプロに添削をしてもらいましょう。
鉄能会の授業でも、記述対策に力を入れています。記述→添削を繰り返すことで、記述力は格段にアップします!是
非、鉄能会の授業を有効活用してください!

文系担当講師 千勝佑子

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記述対策~物語文・理由~

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先日4年生の授業にて、物語文を扱いました。早速、次の問題を解いてみましょう。

 【本文】(志賀直哉「かくれんぼう」より) ※作問の都合上、原文を一部省略しています
よし子もオデットさんも耳をすまし、ジョールさんの口から出る言葉を待っている。
しばらくして、「(かくれんぼうのおには)オデットだ。」と、ジョールさんはきっぱり言い切った。
「いやだわ、私。」オデットさんは、泣き出しそうな顔をした

【問題】傍線部について、泣き出しそうな顔をしたのはなぜですか。理由を答えなさい。

【多かった誤答例】×ジョールさんに、かくれんぼうのおにだと言われたから。

☆解説☆
物語文で理由を問われる問題で、傍線部が「行動・動作」だった場合は、必ず理由に「気持ち」を入れましょう。この解答は、泣き出しそうな顔をしたときの「気持ち」が入っていないので×です。
では、泣き出しそうになったのは、どんな気持ちだったからでしょうか。生徒たちに聞くと、「いやな気分」「悲しい」などの答えが返ってきました。 では、早速解答を作ってみましょう。

【正答例】
「かくれんぼうのおにになるのが、いやだったから。」
「かくれんぼうのおににされ、悲しかったから

このように作ることが出来ます。物語文で理由を問われたら(傍線部が行動・動作の場合)、行動・動作に伴う気持ちを聞かれていると考えてください。ただし、文末は「気持ち。」ではなく、「から。」なので、間違えないように!!!

さて、ここで必要になるのが「推測」「言い換え」のテクニックです。
例えば、先ほどの問題では、「泣き出しそうになる」→「いやな気持ち」「悲しい」と気持ちを推測して言い換える必要がありましたよね。
そこで、覚えておくと便利な、「言い換えられる語句」を紹介します。

 ☆覚えておくと便利な「言い換え」
「とまどう(とまどい)」=「動揺(する)」=「どうしてよいか分からない」
「躊躇する」=「ためらい(ためらう)」
「うしろめたい」=「罪悪感を覚える」(注意:「後悔する」はイコールではない / 罪悪じる、は×)
「かっとなる」=「怒りを覚える」=「腹立たしい」
「落ち着く」=「ほっとする」=「安心する」
「ほおを赤らめる」=「恥ずかしい」
など・・・

例えば・・・
鉄子さんはとまどったとありますが、とまどったのはなぜですか。理由を答えなさい。
という問題が出たとしたら、文末を「~どうしてよいか分からなかったから。」とすればよいのです。
 
いかがでしたでしょうか。基本となる解法を、鉄能会の授業でどんどん吸収してくださいね。
無料体験授業のご参加も、お待ちしております!!!

文系担当講師 千勝佑子

【小5特訓講座】始まっています!

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6月より、小5特訓講座(算数・国語)がスタートしました。
通常授業に+αして、難関上位校対策をメインに行っています。

通常授業でも難関上位校レベルの問題を扱うことはありますが、どちらかというと、知識や解き方の習得に重きを置いています。特訓講座は、その習得したことを生かし、「アウトプット」の経験をより多く積める講座です。
当然、まだ習っていない範囲をやみくもにさせても士気が下がるだけですので、5年のこの時期に解ける問題を厳選しています。

入試本番までに「アウトプット」をする機会は、多ければ多い程よいです。「知識だけは豊富なのに問題になると解けない」というお子様は少なくありません。範囲の決まった月例テストや模試では高い偏差値を叩き出しても、本番の入試問題が解けなければ意味がないのです。

自宅でも「アウトプット」をするための演習は可能ですが、競争相手のいる環境で解ける、講座内で解き直しが出来る、などの観点から、講座等を利用して演習を積んだ方が、確実にメリットがあります。

通常授業+特訓講座で解く問題数はかなりの量になります。
周りの受験生に演習量で差をつけていきましょう!!!

文系担当講師 千勝佑子 

理科実験教室

本日、鷺沼校では3・4年生を対象として、理科実験教室を開催しております。

今回のテーマは『水(液体)のふしぎ ~表面張力ってなんだろう~』です。

私たちにとって、もっとも身近な物質のひとつである『水』ですが、実は多くの特徴を持つ特別な液体でもあります。

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そんな『水』を使って、頭をフル回転させながら、楽しく実験をしていきました。

まずは表面張力といったらこれ!定番ですね。

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コップのふちまで水を注ぎ、ビー玉をひとつずつ入れていきます。
参加者にはいくつ入れたらあふれるかを予想してもらいました。

自分の予想が合うかどうか、ハラハラどきどき、こぼれたら全体から「あぁ~、わぁ~」と声が響きます。

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今回の正解は8個、予想よりも多い個数に、皆一様に驚きの顔を見せていました。

次は表面張力を使って、水よりも重いものを水に浮かべる実験です。

まずは目の前で、水の中に沈むものと沈まないものを目で見て確認します。

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使用したのは、針金・モール・1円玉・10円玉です。
始めに予想をして、実験で確かめていきます。

なかなかうまく浮かべられず苦労した生徒も、上手に一回で浮かべることが出来た生徒も最後には皆、正しい結果を出すことが出来ていました。

ここで、少し意地悪をしてみます。

先生が取り出したのは『魔法の爪楊枝』。

それを使って、子供たちのもっているコップの水面をつつきます。

すると、せっかく浮かべたはずのモールがどんどん沈んでいってしまいます。

子供たちからはブーイングの嵐、それと同時に「なんでなんで?」と興味津々です。

最後は皆で『魔法の爪楊枝』を使った実験、大いに盛り上がって終了いたしました。

ただ見て、実験して、楽しかっただけでは終わらせないのが『鉄能会流』です。

実験ごとに『気付き』と『学び』を言葉にして書かせていきました。

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また、全て身近にあるものを使用して実験をしていますから、何人かは自宅に帰ってからもう一度実験をしてくれることでしょう。

可能な限りアウトプットの機会を増やすことで、これまでの経験を受験勉強のより良い糧として下さい。

次回の実験は以下の通りです。
7月1日(土)『水溶液のふしぎ ~酸・アルカリ~』(5・6年生対象)
7月15日(土)『光のふしぎ ~光の性質~』(3・4年生対象)

詳しくは、HPイベント欄をご覧ください。

理系担当 松林佑季




「連想」でアタマを鍛えよう!

6月に入り、受験生の天王山である夏が迫ってきました。

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↑社会の記述問題に取り組む6年生の様子です。

受験生、そして受験生を持つ親御さんであれば、一度は「社会の成績・偏差値を上げるにはどうしたら良いのか?」と考えたことがあるはずです。
実際に入試問題を見るとわかりますが、社会の問題は大きく3つに分けることができます。
 
①知っていれば解ける知識問題
②受験生の意見を求める問題
③いわゆる時事問題
 
①に関しては、まずはテキストレベルをしっかり押さえておけば大丈夫です。
③については日頃から新聞・ニュースをチェックしておくことが大事です。
 
簡単なことのように聞こえますが、受験生のレベルが高い上位難関校の入試では、全員が解けてしまうので要注意です。1問でも落としてしまうと一気に順位が下がり、合否の分かれ目になるといっても過言ではありません。

では、上位層の中で点差をつけるには、どうしたらよいのでしょうか。
 
これが、まさに②となります。
普段からいかにアタマを使っているかが勝負!
オススメは、「連想ゲーム」です。
 
(例)「サンドイッチ」→「パン」→「小麦」→「輸入」→「アメリカ」→「トランプ」→「TPP」→「農家の危機」・・・
(注意:アメリカはTPPから離脱する可能性が大です!)

 
これだけでも、十分アタマを使えていますね。
最初はうまく続けられなくても、徐々に思いつく言葉が増えてくるはずです。
頭を働かせることの得意な子は、知識を膨らませることで、内容の濃い記述答案を作ることができます。

実際に入試問題を解いてみましょう。
(平成26年度海城中2次)

問題)天橋立が近年やせ細っていると言われています。その対策として行われている天橋立に突堤を築く工事の効果と、問題点について説明しなさい。

折角「連想方式」を紹介したので、応用してみましょう!

「天橋立」→「砂州」(さす)→「日本三景」→「景観が美しい
 ↓
「突堤を築く」→「突堤」→「潮の流れがぶつかる」→「突堤の根元に土砂が溜まる」→「砂州が維持される
 ↓                              ↓
景観が損なわれる」                       「砂州の幅が広いところ、狭いところでまちまちになる
                                ↓
                            「景観が損なわれる
と、これで解答ができると思います。
解答)天橋立に突堤を建設することで、突堤に潮の流れがぶつかり、土砂が突堤の根元に溜まるので、砂州は維持される。だが、突堤が築かれたことと、砂州の幅が一直線ではなくまちまちになり、日本三景の一つに数えられていた美しい景観が損なわれてしまった。

思いついた単語をメモして並べていくと入れ忘れも防げます。

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特に、4年生・5年生からこのような思考が出来る生徒は6年生で必ず伸びます。
是非、普段の生活の中で、ゲーム感覚で楽しく「考える」習慣をつけましょう!
 
社会科担当 奥野 功一朗

記述対策~設問条件~

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まずは、以下の入試問題をご覧ください。
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①「べっぴんさん」が空をとぶことができるようになったのは、なぜだと思いますか。傍線部の後、「べっぴんさん」の気持ちがどのように変化したかを考えて、200字以内で答えなさい。(桜蔭中)

②傍線部「理央はすっかり途方にくれた」とありますが、これは理央のどのような様子を表していますか「途方にくれた」理由もふくめて説明しなさい。(鷗友学園女子中)

③「涙が出てこない」状態から「熱いものがまぶたからあふれ出た」状態になるまでに、少年はどのように変化していますか。この間の経過涙があふれ出た理由を明らかにして説明しなさい。(麻布中)

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お気づきでしょうか。色で示した様に、これらの問題には、問われている内容が2つ以上ずつ含まれています。
当然、問われている条件が1つでも解答から欠けてしまえば、×になります。

では、どのような順序で答えればよいのでしょうか。最終的に何を聞かれている問題なのかを整理していきましょう。
以下、下線をひいた箇所が、最終的に問われている内容になります。

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「べっぴんさん」が空をとぶことができるようになったのは、なぜだと思いますか。傍線部の後、「べっぴんさん」の気持ちがどのように変化したかを考えて、200字以内で答えなさい。(桜蔭中)

傍線部「理央はすっかり途方にくれた」とありますが、これは理央のどのような様子を表していますか。「途方にくれた」理由もふくめて説明しなさい。(鷗友学園女子中)

「涙が出てこない」状態から「熱いものがまぶたからあふれ出た」状態になるまでに、少年はどのように変化していますか。この間の経過涙があふれ出た理由を明らかにして説明しなさい。(麻布中)

************************************************************************************
記述は最後から作るのが原則。下線をひいた箇所が最終的に問われている内容なので、最後に書きます。つまり、文末は以下のようになるはずです。

○から。×気持ち。
○様子。×から。
○~になった。~へと変化した。など ×から。

採点する側からすると、生徒の書いた解答の文末を見れば、設問をきちんと理解できているかがすぐ分かります。
部分ごとで切り取るとほぼ正解なのにも関わらず、解答する順序が逆のために×、ということがしばしばあります。

以前、他塾に通塾中のお子様(6年生)のご家庭から、鷗友女子の過去問を解いているが合格者平均をこえられない、という御相談がありました。鷗友女子の入試問題は全科目、記述問題が多くを占めますので、記述力の底上げが必要だと考え、まずは国語の個別指導を組みました。早速、本人の解いたものを見せてもらうと、「条件付き設問」に対する解答の順序が、見事に全て逆だったのです。特に鷗友女子の問題は、ほぼ全てこの「条件付き設問」なので、このミスは致命的です。幸いにも、入試本番まで少し余裕があったので、早急な立て直しを図ったことで、見事合格を勝ち取ることができました。

入試では、「設問に対する理解力」も問われています。こういった「条件付き設問」に慣れるためには、演習量と細かい添削が欠かせません。是非、鉄能会の添削指導をご体験ください!

文系担当講師 千勝佑子


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