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トピックス 自由が丘校 8ページ目

国語が苦手・・・の前に

国語が苦手な生徒の中には「文章がイメージできない」という場合があります。
 
これは読解力がないのではありません。
単にイメージができないのです。

 
たとえば、
「リビング」であればほとんど生徒はイメージできます。しかし、「居間」となると大半がわからなくなります。
「クローゼット」もほとんどの生徒がわかります。しかし、意外なことに「押入れ」となると「?」となる生徒もいます。
「ちゃぶ台」「お勝手」「縁側」これらはかなり難易度が上がります。
最近では、「障子」や「ふすま」、中には「畳」がイメージできないこともあります。

この例は、あくまで「モノ」の話です。国語で言うと「情景」をつかむための言葉です。
しかし、イメージできないと困るのは「モノ」だけではありません。
 
たとえば、
野球を知らない生徒が「主人公が野球の試合でライバルに敗れた話」を読んでも、具体的な情景のイメージや、その時の悔しさの程度までを想像することは難しいですし、「主人公が吹奏楽部で奮闘する話」を読んでも吹奏楽を知らなければやはり情景や心情を具体的にイメージして問題を解くのは難しいということです。
 
保護者からよく「うちの子は読解力がなくて国語が苦手」という話を耳にしますが、「読解力」がないのではなく、「イメージ」ができていないことが原因であることが多いのです。
 
そこで鉄能会では、中学受験に向けた学習は教科の勉強だけではなく、「家族旅行」や「他の習い事」、「お手伝い」、「買い物」、「親子の会話」など「実体験」を積むことも大切であると考えています。
国語だけでなく、他の教科においても「正確なイメージ」は大切です。
イメージが正確にできる子どもは理解が早いですし、何より知っていることを勉強するのは楽しいのです。
だからこそ、日常生活の中でさまざまな「実体験」を積ませることを大切にしているのです。
 
しかし、現実的には無理なこともあります。
たとえば、前述した「野球」や「吹奏楽」を全員が体験してもらうことや、「昔の日本の生活」などのように実体験を積むことが難しいこともあります。
 
そこで鉄能会の国語科ではテーマ別に知っておいて欲しいことを画像や動画などを駆使して、解説する講座を行います。
 
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これは、小5の国語の授業で行った「野球」の解説授業です。
最初は「野球は1チーム何人で行うか?」という質問に、「5人」「7人」「12人」といった状態から、クイズ形式で野球の解説を行っていき、楽しみながら野球について少し理解してくれたようです。
授業の最後には「近いうちにプロ野球を観戦してみよう」といった課題も出しておきました。

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もし、「国語が苦手」というお子様がいらしたら、読解力の前に、ちゃんと文章のイメージができているかを確認してみるといいかもしれません。
そして、これは国語だけではなく、「社会が苦手」「理科が苦手」そして「算数が苦手」というお子様も「実体験」が足りず、イメージができてないだけかもしれません。
机上の勉強だけでなく、具体的なイメージができる体験を学習の一環に加えてみるといいかもしれません。
 
鉄能会 九品仏校 自由が丘校 中桐 義博

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身のまわりの理科

問.ア~エの植物について、下の問いに答えなさい。
 ア.オオイヌノフグリ  イ.フジ
 ウ.ホオズキ  エ.カタバミ
(1) 黄色い花を咲かせるものはどれですか。
(2) 帰化植物はどれですか。
(3) つる性の植物はどれですか。


理科の入試問題において、実験・観察の問題が重要なことはもちろんですが、植物の問題では上の問題のように単純に知識を問う問題も多く出題されているのも事実です。
学校側の出題の意図としては、その生徒が「身のまわりの自然や現象」に普段から興味を持っているかどうかを試すということになろうかと思います。

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「イヌノフグリ」という花は、多くの詩人達が、春を告げるかわいらしい花として詩に詠んでいますが、この「オオイヌノフグリ」はヨーロッパ原産の「帰化植物」で、明治期に日本に入ってきたものです。

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「フジ」といえば、エ.の「カタバミ」と共に「家紋」によく使われている花で、日本人好みの花の一つといってよいでしょう。つる性の植物で、春には近所で「藤棚」を見かけた人も多いはずです。

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先日、4年生の授業でしたが、ほとんどの生徒がこの「ほおずき」を知らないことに少々驚いたことがあります。筆者などは、小学生のころ実を抜いたほおずきで遊んだ覚えがあり、知識というより常識と思っていたのですが・・・。
浅草寺のものはすでに終わってしまいましたが、まだこの時期、夏の風物詩として各所で「ほおずき市」が開催されています。機会がありましたら出かけてみてください。

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シロツメクサ(クローバー)とよく似た葉を持ち、黄色い花を咲かせる「カタバミ」は、世界中に広く分布する植物です。よく育つことから家系の繁栄を願ってでしょうか、日本でも古くから「家紋」によく使われています。春から秋まで、道端でもたくましく育っている姿を観察できます。ちなみにシロツメクサの方は「帰化植物」です。


上の問題の場合、いずれの花もテキストに載ってはいます。
しかし、理科を学習する本来の意味で言えば「習わなくても知っていて」ほしいことですし、たとえそこまでいかなくても最低限「見たことある」ものであってほしいと思っています。

6年生の場合、受験生ですから時間をかけてどこかへ出かけることは難しいでしょう。ですからまずは、道端の花を見つけるといったような、日々のくらしの中でちょっとした「身のまわりの理科」に目を向け調べる習慣をつけてみてください。知識を得ると同時に、理科的なものの見方を身につけることができるため、確実に受験にプラスになります。

そして何より、将来の豊かで幸せな人生へとつながるものと確信しています。

自由が丘校 宮田亮
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小学生を伸ばす国語の授業とは

塾の国語の授業ではいったい何を学ぶのでしょうか?

中・高生相手の授業なら扱う文章の段落構成・筆者の意見などの解説をホワイトボードに書いていくことがあります。

では、小学生にその授業をするとどうなるか?

たしかにその文章は理解します。
ところが、「別の文章」となると、論理的思考が未発達なため前の文章での考え方がいかしきれず、初めて習うかのように話を聞いているのです。 要するに中学受験に向けて勉強している「小学生」にこの授業は効果がないのです。
 
では、小学生にはどのような授業が効果的なのでしょうか?
それはある程度解き方のルールを説明し、経験を積んだら、今度は子どもたちに解説させていくことです。
頭の中にある考え方を自分の口で他の人に説明することで、考えていたことが明確になり、その考え方が自分の中に正確に落としこめるのです。
 
ということで、こちらは小5の国語の授業です。
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これは各自解いた国語の文章題を持って、チームごとに別れ、そのチーム内で解答のすり合わせを行い、全問正解を目指すという授業です。
 
皆、自分がなぜその答えにしたのかを力説しています。
また、チーム全員の解答用紙を私がチェックするので、友達が書いた解答用紙をお互いに一字一句チェックしています。
 
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しかし、今回は残念なことに全問正解が取れたチームはありませんでした。
解答は合っているのですが、「『、』が足りない」とか、「漢字の書き間違い」で〇がつかなかったのです。
まだまだチェックが甘い!!
 
国語は感覚的に解く生徒が多く見られます。
しかし、一問一問全てにその解答になる理由があるのです。
その理由をしっかりと相手に伝わるように説明する訓練をすることで、国語力は高まりますし、自信にも繋がります。
また、他の人の考え方や見ているポイント、ミスを防ぐコツを知ることができ、解き方の技も増えます。
そして、解答を正確に書かないとチームメートに迷惑がかかるという緊張感も受験に向けての訓練になります。
 
国語は解説を聞くだけでは力になりません。
自分の言葉で説明してこそ、本当の力になっていくのです。


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イベント情報
小5対象 日本周遊の旅シリーズ「東北地方編」
日程 7月17日(月・祝)
□時間 13:00~15:00
□場所 九品仏校
□内容
大人気イベント講座「日本周遊の旅シリーズ」の「東北地方編」です。
本当に各地を旅をする感覚で、地理・歴史などを学んでいきます。
楽しみながら賢くなる鉄能会のイベントにぜひ参加してみてください。
参加希望の場合は校舎までご連絡を!
 
九品仏校・自由が丘校 中桐 義博

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自由が丘に6年生専門館がOPEN!

準備中です。

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