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トピックス 2016年9月

秋の理科実験教室

練馬校 『秋の理科実験教室』
今回のテーマは『葉脈標本を作ろう!』です。
 
外に出れば、誰もが目にすることが出来る様々な植物です。
ただ、見慣れすぎているせいなのか、直接手にとって触れたり、よく観察する機会は
案外少ないものです。
 
私達の生命を支える様々な仕組みの中には、様々な驚きや発見が隠れています。
せっかくですから、実験を通してその一端に触れていきましょう。
 
さて、実験の内容についてご紹介。
はじめに参加した生徒たちに、自身のイメージで植物の葉を描いてもらいました。
みんなしっかりと葉脈のある葉を描いてくれています。
次に、数種類の葉を渡し、数分間観察させた後、葉の表と裏のスケッチを描いてもらいます。

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すると自然と表と裏の違いを意識し始め、『なんで?』と疑問が湧いてきます。
例えば…
①       葉の表は色が濃いのに、裏のほうは色が薄いのなんでだろう?
②       葉脈って根元のほうは太いのに、先のほうに行くほど細くなってるね、なんで?
③       表はつるつるしていて、裏はざらざらしている気がする。なんでだろう?


なかなか鋭いですね。
みんなで、「なんで、なんで」と言いながらその理由を考えていきました。
 
さてここからがメインイベント。
葉脈標本の作成に取り掛かります。
今回は既に柔らかくした葉を用意、層を崩して、葉脈を取り出していきます。
 
お手本を…なんて思っていましたが。皆さん上手!
丁寧にきれいな標本を仕上げてくれました。

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今後も様々な実験を通し、子供たちの『なんで?』と向き合っていきたいと考えています。
 次回以降もぜひお楽しみに!

練馬校 松林 佑季

秋の理科実験教室

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 今回は身の回りにあるもので、中学受験の問題に実際に出題されたものを
 実験を通して、問題を解いていくというスタイルで行いました。

 まずはカレー作りから。野菜とお肉、カレールーを用意したことにして
 実際にカレーを作る手順を確認しました。

 (ア)水を入れて煮る
 (イ)カレールーを入れて煮込む
 (ウ)野菜と肉を食べやすい大きさに切る
 (エ)バターでいためる
 (オ)ご飯の上に盛り付ける

 皆さんは並べ替えできましたか?

 では、次の問題です。

 カレールーを入れた後、カレーを煮ていきます。火の加減は…。

 (A)種火
 (B)弱火
 (C)中火
 (D)強火          【慶應普通部入試問題より抜粋】

 普段、家庭でお手伝いをしていればわかる問題ですね。

 理科は非常に身近に存在しているんです。

 今度はスプーンを使って凸面鏡や凹面鏡、平面鏡を使って鏡文字など
 普段手にするもので実験を行っていきました。他にも、ゆで卵と生卵を
 回転させて、どちらが生卵か調べたり、サケの切り身を使って背骨の位置を
 確認したりしました。

 最後は磁石を使って、スチール缶のスチールではない部分を探したりしました。
 (どこがスチールでない部分かは実際に探してみよう。)

 このように、入試問題の中には、普段身の回りにあるものや、身の回りで
 起こっていることに着目して出題されるものもあります。教科書から知識を得る
 ことも大切ですが、ぜひ身の回りの科学にも目を向けてみてください。観察眼が
 養われると、実際の問題を解くことにも役立てられます。

 鉄能会では、「学習=楽しい」を実践するために定期的に理科実験教室を開催
 していきます。今後の実施日程や内容などは随時、HPにてご案内させていただきます。
 みなさまのご参加をお待ちしております。

 理科担当:常世田誠









「秋の理科実験教室」第2弾!


 酸アルカリ①.JPG 酸アルカリ②.JPG 酸アルカリ③.JPG 酸アルカリ④.JPG

 前期に引き続き、「水溶液の性質」の実験を行いました。

 今回用意したのは10種類の水溶液4種類の指示薬です。
 使った水溶液と指示薬は、以下の通りです。

  <水溶液>
   ①塩酸
   ②水酸化ナトリウム水溶液
   ③食塩水
   ④ホウ酸水溶液
   ⑤蒸留水
   ⑥クエン酸水溶液
   ⑦重曹(炭酸水素ナトリウム)水溶液
   ⑧炭酸水
   ⑨砂糖水
   ⑩アンモニア水

  <指示薬>(水溶液の液性を調べる薬品)
   ・リトマス試験紙
   ・BTB(ブロモチモールブルー)溶液
   ・フェノールフタレイン溶液
   ・ブドウジュース

 まずはリトマス試験紙を使って、①~⑩の水溶液を調べました。
 ここでのポイントは、リトマス試験紙を水溶液につけたらすぐに結果を記入するということです。
 リトマス試験紙は本来、中性の水溶液では変色しませんが、時間が経つと変色してしまう場合があります。
 直後の結果を残しておく理由は、ここにあるのです。

 実験により、以下のことが分かりました。

 <リトマス試験紙>
 メリット:長持ちする。使いやすい。
 デメリット:赤青セットでないと液性が確定できない。

 同様の実験を行い、他の指示薬の特徴について、以下のことが分かりました。
 
 <BTB溶液>
 メリット:中性域が狭いので、中性を調べ調べるのに適している。
 デメリット:酸性・アルカリ性の強さがわからない。

 <フェノールフタレイン溶液>
 メリット:アルカリ性について液性と強度が両方わかる。
 デメリット:酸性と中性の判断ができない。

 <ブドウジュース>
 メリット:全ての領域で液性と強度を調べることができる。
 デメリット:すぐに傷んでしまう。

 最後は、ブドウジュースをコーヒーフィルターにしみ込ませて「万能試験紙」を作りました。
 自宅で、そのコーヒーフィルターを乾かせば、「傷みやすい」という弱点をクリアした「万能試験紙」の完成です!!!

 今後の理科実験教室についてはHPをご覧下さい。
 参加費は全て無料です。
 
 皆様のご参加をお待ちしております!!

 理科担当 常世田 誠









「秋の理科実験教室」第1弾!


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 今回は鷺沼校にて、~ヨウ素液のひみつ~をテーマに実験を行いました。
 
 ヨウ素液は、でんぷんに反応すると、青紫色に変化する液体ですね。
 では、身近にある果物にヨウ素液をかけると、一体どうなるのでしょうか。
 小学校の実験では、ジャガイモを使うことが多いので、子どもたちは興味津々です。

 【バナナ】  
 バナナは、でんぷんの分解によって生じる糖が甘みを作り出しています。
 つまり、実の周辺だけが青紫色に染まります。
 皮にはでんぷんが含まれていないことが、実験結果からはっきりとわかりました。

 【レモン】
 レモンにヨウ素液をかけると、ヨウ素液の色がなくなってしまいます!
 これは、ヨウ素がビタミンCから水素を奪い取り、イオンに変化することで色が消えてしまうのです。
 
 同じ原理で、「イソジン」等のうがい薬を薄めたものにレモンの汁を垂らすと、無色透明になります!
 是非、自宅でもやってみてくださいね。
   
 鉄能会では9/19(月・祝)と9/22(木)に「秋の理科実験教室」を実施いたします。
 入試問題に出題される題材にそって、身近なものを使って楽しく実験していきます。
 参加費は無料ですので、是非ご参加ください!

 理科担当 常世田 誠

設問に対する理解力~国語~

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夏の講習が終わり、先週より後期の授業がスタートしております。
特に6年生は、入試本番まで5ヶ月を切りました。
来週からは過去問演習も開始しますので、全力でやりきってほしいと思います!

今回は、鷗友女子、桜蔭で実際に出題された問題をご紹介します。

【鷗友女子】
「ふと何かが胸に落ちた」とありますが、これはどのようなことですか。申吉と寛次郎の作った地蔵のちがいをふくめて、百二十字以内で説明しなさい。

【桜蔭】
「べっぴんさん」が空をとぶことができるようになったのは、なぜだと思いますか。傍線部の後、「べっぴんさん」の気持ちがどのように変化したかを考えて、二百字以内で答えなさい。


これらの問題の共通点は、「条件つき」であるということです。
頻出する形式ですが、「条件」ばかりにとらわれて「最終的に答えるべきこと」を見失っている解答が多く見られます。
本番で点を落としてしまう要因にもなりますので、今のうちに改めて確認しましょう!


【鷗友女子】
★条件
□申吉と寛次郎の作った地蔵のちがいをふくめる
□百二十字以内

★最終的に答えること
□「ふと何かが胸に落ちた」とはどのようなことか
 
★文末 
×「ちがい」 ○「こと」


【桜蔭】
★条件
□傍線部の後、「べっぴんさん」の気持ちがどのように変化したかを答える
□二百字以内

★最終的に答えること
□「べっぴんさん」が空をとぶことができるようになった理由

★文末 
×「気持ち」 ○「から」


設問をきちんと読み取れていない生徒は、文末ミスを犯します。
「条件」→「最終的に答えること」の順で解答を作りましょう。

入試問題は全て、いかに設問を正確に読み取れるかも測っています。
何を問われているのか、その都度しっかり整理する癖をつけましょう!

文系担当講師 千勝佑子

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